好走した穴馬から激走パターンを考察②

穴馬の考察

4月18日に好走した穴馬を考察していきます。

激走馬①パーティナシティ

新潟12R ダート1200 不良 12番人気2着(複勝680円)

この馬の血統を見ると父・母父ともに欧州型なのでダート適正が高いとは言えません、4走前からダートを使い始めて3戦目で勝利しましたが全て湿った馬場で先行して好走しました、欧州血統は砂を被るのが苦手な傾向があるので先行できるスピードがありそれを活かせる軽い馬場なら狙えると判断できます、前走は昇級戦に加え良馬場でしかも先行できず苦しい条件が重なり1番人気を背負いながらも15着と惨敗しました。

そして今回は不良馬場・外枠(先行しやすい)・200m短縮でクラス2戦目と前走から好転する条件が揃ってました。

ちなみに約11ヶ月の休み明けでしたが晩成傾向のある欧州型なので人気を考えれば成長にかけるほうが期待値が高かったと思います。

激走馬②テンシノエア

阪神1R ダート1200 重 6番人気1着(単勝1530円)

この馬は父・母父ともに米国血統でダート短距離の適正が高いです、過去の成績を見ても3走前に上がり3位で勝ち馬から0.6差の4着の実績があり通用する能力は見せていました

ただこの馬の狙いにくい所は馬体重が軽すぎることです、ダートはパワーが必要なので基本的に馬体重が重たいほうが有利です。

馬体重の軽い馬の良馬場と良馬場以外を比べると良馬場以外のほうが成績が上がります。

テンシノエアは過去全て良馬場だったので今回初の道悪で上積みがあり勝利したと考えられます、米国血統で馬体重の軽い馬が通用する能力を見せていて初の道悪になったときは注目したいと思います。

激走馬③ベルヴォーグ

阪神5R ダート1800 重 9番人気1着(単勝2820円)

この馬は父ジャスタウェイなので芝血統ですが母父シンボリクリスエスのパワーが受け継がれてるのか2走前に初ダート替わりで逃げて圧勝しました(上がり最速)

昇級戦の前走も人気になりましたが8着に敗れました、単純にクラスが上がり相手が強くなったのもありますが芝➡️ダート替わりなどで好走して間隔を詰めて使うと反動が出る場合があるので人気馬の期待値は下がります。

そして今回は間隔をあけリフレッシュしてクラス2戦目で未勝利を勝ったコース戻りと条件が好転して勝利しました。

逃げて上がり最速の脚を使って圧勝する馬は上のクラスで全く通用しないとは考えにくいので人気が落ちれば積極的に狙いたいです。

激走馬④シュアゲイト

阪神7R ダート1200 重 6番人気1着(単勝2590円)

この馬の父キズナはディープ系のなかではダートの成績が良く初ダートで穴をあけることもあります、母父が米国型なのでダートの適正は高いですが3走前から中央に戻ってきて9.8.12着と大敗続きでした。

これだけを見ると狙うのが難しそうですが過去2走に注目すると勝ち馬との着差が0.6差で内容を見てみると差し・追い込み馬が上位にくる有利な展開を先行したものでむしろ強い競馬をしてることがわかります。

そして今回は先行馬が不利にならない展開で勝利しました、ダート短距離ではこのような展開不利が続いて人気を落としてる先行馬がおいしい配当になることが多いので積極的に狙っていきたいと思います。

まとめ

①ダートで欧州血統を狙う場合は馬場状態・枠・脚質などに注意が必要

②ダート適正の高い米国型の軽い馬が良馬場で惜敗してる場合は道悪で変わる可能性あり

③前走条件替わりで圧勝した場合は昇級戦で反動や前走より苦しい競馬になることが多いので人気の場合は消し要素にして負けたら次走人気落ちで狙うのがベスト

④前走(できれば続けて)展開向かずに負けた先行馬は積極的に狙う

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